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屋根の補修サイン②

2021.03.12

スレート屋根の補修サインについて

次はスレート屋根の補修サインです。
カラーベストやコロニアルと呼ばれる薄い板状の屋根材がスレート屋根で、
瓦屋根と比較すると、非常に軽量なことや安価で施工できることがメリットになります。
このスレート屋根に関しては、表面の塗装により各種屋根効果を得ているという特徴があるため、
定期的な再塗装工事が必要不可欠です。

スレート屋根の補修サインは以下のような症状です。

棟板金の不具合

スレート屋根では、屋根の頂上部分に棟板金が施工されています。
これは、2つの屋根面が交差する場所にできる隙間を埋めることが目的です。

棟板金は、釘やコーキングなどでしっかりと固定されているのですが、経年劣化によりその固定が緩んでしまいます。
そして、固定が緩んでしまうと、板金が浮いてしまい、隙間から水が浸入する、強風が吹きこんで剥がれてしまう…
という被害が生じます。
したがって、定期的に棟板金が緩んでいないか確認し、釘の浮きなどが見られた場合には早急に補修しましょう。
なお、風が強い日に屋根からガタガタ音が聞こえる…なんて場合は、高確率で棟板金が浮いています。

棟板金のサビ

棟板金は、ガルバリウム鋼板など、サビに強い金属が採用されていますが、絶対にサビないわけではありません。
そして、板金がサビてしまうと、屋根材の劣化を早めてしまうことになります。
棟板金が目に見えてサビている…という場合には、早めに交換するなどの対処がオススメです。

屋根材の割れや欠け

スレート屋根は、非常に薄く成形されていますので、ちょっとした衝撃で割れや欠けが生じてしまう場合があります。
場所によっては多少の割れや欠けであれば影響が出ない場合もあるのですが、
雨漏りを引き起こしてしまうリスクがありますので、見つけた時には早めに対処するのがオススメです。
なお、割れや欠けが多数みられる…という場合は、早急に専門業者に点検してもらいましょう。

屋根が色あせて見える

スレート屋根は、表面に施されている塗装によって各種効果を得ています。
そして、屋根が色あせて見える…という場合は、その表面塗装が劣化し始めているサインです。
他の補修サインに比べると、急を要すものではないのですが、屋根の再塗装の時期が近付いていると考えましょう。

なお、これを放置してしまうと、屋根表面にカビやコケが繁殖してきます。
こうなってしまうと完全に表面塗装の効果が切れていますので、すぐに専門業者に連絡し必要な修理を提案してもらいましょう。
場合によっては、再塗装ではなくカバー工事などの大規模リフォームが必要です。

スレートの反り

スレート屋根において、表面塗装の効果が切れてしまうと、屋根材が水を含んでしまうことになります。
そして、「湿潤⇒乾燥」を繰り返すことで、徐々に四隅が反り返ってしまう…という症状がでます。
この状態で台風などの強風があると、一気に屋根材が剥がれてしまう…などという被害が考えられます。

住宅リフォーム・バリアフリー工事は愛知県一宮市のRe-neue株式会社にお任せください。


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