2023.07.28
長く住み続けた住宅。それだけに老朽化が心配になれば、「そろそろリフォーム」という考えも頭によぎるはずです。
ですが、人も年齢を重ねると足腰が弱くなることもあります。高齢になればなるで、快適な住まい方ができなくなることもあります。
そこで「手すり」を施工するリフォームを考えてみましょう。
バリアフリーリフォームのひとつの考え方に手すりを設ける施工があります。
手すりの役割は、階段での転倒を防ぐことです。
そして、玄関や廊下などに施工することで歩行や動作をスムーズにして快適な日常生活を支えることにもあります。
立ち上がるとき、階段の上り下り、段差を越えるときに手すりがあれば…というシチュエーションを体験したこともあるでしょう。
安全に歩行や動作、移動ができるように手すりを設置します。
また、「介護」でも支えになります。
足腰の弱さは筋肉が衰えることが原因です。高齢になれば、介護が必要になることもあります
階段の上り下りは大きな負担となります。
その負担軽減に手すりを設けると、家の中での移動がスムーズになりますし、歩行訓練にもつながります。
高齢者住宅にとってバリアフリーリフォームは必要です。
しかし、高齢だけでなく幼い子どもや妊婦さんにとっても同じことが言えます。
家庭内事故を未然に防ぐためのリフォームを考えておきましょう。
階段の手すりは壁の強度が高い箇所、「柱」がある部分にしか設置できません。そのため、壁の内部にある柱を確認します。
また、階段の手すりは降りるときの「利き手」側につけなければなりません。
市販される手すりやDIYで取り付ける場合、高さについて考えているでしょうか。
階段の手すりは75~85cmの高さが目安だと言われています。(床から手すりのトップまで)
大人より背丈の低い子どもがいる住宅なら、床から手すりのトップまでで60〜65cmの高さです。
なお、階段の形状や長さによっても施工は難しさがあります。安定性のある手すりを設置しなければ、家庭内事故を防ぎきれません。
専門工具を使用し、適切な高さや角度などを正確に計測するリフォーム専門業者に任せるのが安心です。
先に説明したとおり、間柱の位置を探したり、手すりを取り付けられる壁かどうかといった見極めも行ってくれるので、個人で行うより安心安全です。
また、短時間でリフォームを済ませられるので、日常生活に支障も出にくいでしょう。
安心安全に日常生活を過ごすにも、助けになる手すりリフォームをぜひ視野に入れてみてください。
プチリフォームなので、費用も抑えることができますよ。
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