2023.01.27
水回りリフォームは、戸建て住宅ではよく行われますが、マンションでも施工可能です。
しかしながら、マンションの場合には規約も存在するので、事前に管理会社などに水回りリフォームについて相談をしておきましょう。
ここでは見落としがちになる「床施工」についてご紹介したいと思います。
水回りというと浴室もあります。マンションでは在来工法で浴室規格化されたシステムバスが主流です。
戸建て住宅の場合なら、床、壁、天井を一から仕上げるリフォームの実現が可能です。
曲線が美しいバスタブを設置する在来工法を行ったり、床と壁のタイル、蛇口を自分好みにカスタマイズしたおしゃれな水回りリフォームなどがあります。
しかし、浴室は滑りやすい場所になるので、床は滑りにくい素材や加工がされていることがポイントです。
水はけがよくなるカラッと瞬時に乾く機能性床などなら、高齢者にも配慮ができるでしょう。
洗面台の事例として多いのは「造作スペース」の有効活用です。
しかし、水回りリフォームの場合には機能性を優先し、シンプルにまとめあげるパターンが多いのですが、それでは面白味がありません。
カラフルなタイルを配することで遊び心をプラスしたり、海外商品などで取り寄せた洗面ボウルを設置したりと、おしゃれ空間を実現したリフォームも良いでしょう。
しかし、水回りリフォームでは設備だけに目を向けるのではなく「汚れ」に着目しましょう。
どうしても生活するうえで目につくのは内装になります。
洗面所の場合も、壁に水滴や歯磨き粉の汚れ、床にも水滴の跡やシミがあると汚れが目立ってしまいます。
水回りの床材については「どんな床材を用いればいいの?」と迷ってしまいますよね。
適材適所、ある程度は決まっているので、そこからは好みで選ぶことになるでしょう。
水回りに適しています。弾力性があり、衝撃を吸収しやすいのが特徴の床材です。
水に強く、汚れを拭き取りやすいので水回りの床材に最適です。
特にトイレのアンモニア成分や掃除洗剤に強いため、水回りでもトイレの床リフォームにおすすめです。
洗面・浴室に適しています。
耐久性があり、フローリングに近い質感をしており、水に強くて汚れを拭き取りやすい床材です。
リビングや廊下に適しています。
水回りリフォームにも使えるのですが、フローリング材は水に弱いので不向きです。
水回りの場合、設備や壁には目が向きますが、床もチェックポイントになります。
特に、滑りにくい床材を選ぶようにしたり、腐食しないコーティング剤を選んだりすることにより、安心できる住まい環境をつくり出せるでしょう。
これもリフォームならではの家そのものへの配慮です。
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