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バリアフリー住宅について考えよう②

2019.07.26

今回も続きのバリアフリー住宅についての続きからお話させていただきます。

扉は引き戸が良い

開き戸より引き戸

扉は開き戸よりも横にスライドさせる引き戸の方が便利です。

とくに車いすで開き戸を開閉するシーンをイメージすればやりづらいことがわかります。

リフォームするのであれば、できる限り引き戸を優先で考えましょう。

また、トイレや洗面室の扉を開き戸にする場合は、外開き(廊下側へ開く)にした方がよいです。

中で高齢者等が倒れた時に内開きであれば人の体が邪魔になって扉を開けづらくなるからです。

 

玄関ドアも引き戸がよい

玄関ドアも室内ドアと同様に引き戸が便利です。

ただ、デザイン的には開き戸の方が人気がありますから、玄関を引き戸にすることには抵抗が強い人も少なくありません。

どちらを選択するかはあなた次第です。

しかし、マンションの場合、玄関ドアも共用部であるために引き戸に基本的には変更することはできません。

これからの高齢化社会では、共用部分のバリアフリー対応のための1つの課題となりそうです。

 

扉の有効巾は75cm以上

扉の巾も大事なチェックポイントです。

75cm以上の巾がないと車いすでは通れなくなるため、中古住宅や完成済みの新築住宅を購入するときには測定して確かめましょう。

このときに注意しなければならないのは、有効巾を確認するということです。ドアを開けた状態で有効な巾を計測しましょう。

特に開き戸の場合には、建具の巾で計測してしまうと有効巾との差が大きなものとなってしまいますから注意してください。

 

車椅子で移動できるスペースや広さ

廊下の巾と車いすの利用

スペースの広さや巾をチェックするときは、車いすでの移動をイメージしてください。

廊下の巾が狭いと支障をきたすのは当然ですね。廊下の巾は有効巾で78cm以上を目安としてください。

但し、廊下が途中で曲がっている場合、この巾では不足して曲がれません。この場合は90cm以上の巾が必要です。

但し、廊下を曲がる部分の壁が斜めにカットされているプランであれば、90cmもの幅は必要ないこともあります。

カットされている長さ等の条件にもよりますから、リフォーム時は設計者とよく相談してください。

 

トイレの介護スペース

スペースを考えるとき、高齢者だけのことではなく、介助する人のことも考えなくてはなりません。

一人でトイレの利用が困難な場合、介助者がトイレへ一緒に入室して手助けすることがありますが、トイレ内のスペースが狭いと介助できません。

また、トイレの便器の向きが廊下に対して並行であれば、介助しやすいですが、垂直であれば解除しづらいです。

こういったところも大事なチェックポイントです。

住宅リフォーム・バリアフリー工事は愛知県一宮市のRe-neue株式会社にお任せください。


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