2020.10.23
バリアフリー化された新築の物件は年々増えている傾向にあります。
しかし長い間住んできた自宅を離れて新築に移り住むことに不安を覚える方も多いことでしょう。
そのため、自宅のバリアフリーリフォームを希望する方も少なくありません。
車イスで生活されている方、身体が一部不自由な方、病気をもたれている方など、
さまざまなケースに合わせたバリアフリーリフォームがいまや可能となっているのです。
バリアフリーリフォームの目的は、ご自宅での生活をより安全かつ快適に行えるようにし、
生活の中で心のゆとりが生まれるようにすることにあります。
その中で特に重要になってくるのは、移動と日常生活における作業のしやすさでしょう。
段差のない床や各部屋の壁に取り付けられた手すりは、まさにその例の一つと言えます。
また、洗面台やキッチンの高さを低くして使いやすくするリフォームも人気となっています。
家庭内の事故の心配もなく、日常生活の作業に不便を感じないようなリフォームこそが
理想のバリアフリーリフォームと言えるでしょう。
認知症は知的な能力の低下とともに、階段を下りることができなくなるなど、
身体的な運動能力の低下も起きてきます。
そのため家族に認知症の方がいる場合は、手すりを早めに設置しておく必要があります。
認知症の場合は急激な環境の変化は混乱をもたらしますので、
とくに住み慣れた自宅で暮らせる環境づくりが重要になってきます。
室内での移動と、外出がスムーズに行えるようなリフォームが重要です。
そのために段差を解消するようなリフォームがとくに必要と言えます。
車イスの通行幅は一般に780mm以上とされています。
また、転回のためのスペースは1700mm程度が基本になりますが、
利用者の身体能力の差によって必要なスペースは異なります。
さまざまな方のケースに合わせて、スペースは余分に考慮したほうが良いでしょう。
高齢になっての中途失聴者や難聴者の場合、
周囲とのコミュニケーションが急に難しくなり苦労する人が多いと言われています。
それを補うために身振り、筆談、空書(指で宙に文字を書く)など、さまざまな方法がとられます。
それらコミュニケーションの方法によって住まいの改善点も変わります。
声や音が聞こえないことによる生活上の危険を排除するためのリフォームが必要になり、
特に災害時などの速やかな外部とのコミュニケーション手段を確保しておかなければなりません。
緊急時には激しく点滅するフラッシュベルの導入などが挙げられます。
また、聴覚障害者にとってもっとも重要になってくる五感は視覚といわれています。
そのため、家の中は極力壁をなくし、死角を減らすリフォームがよく行われます。
もしくは壁の一部を障子戸のように稼動できるようにれば、家の奥まで視線が通りやすいようになります。
住宅リフォーム・バリアフリー工事は愛知県一宮市のRe-neue株式会社にお任せください。
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