2022.06.24
水回りの内装材のポイントは、デザイン性よりも機能性で選ぶということです。
水回りはリビングや居室と違い長時間滞在するエリアではなく、さらに水をたくさん使うため、水回りに適した機能性を持つ内装材を選ぶ必要があります。
このページでは水回りの内装リフォームにぴったりの内装材についてご紹介します。
水回りではタイルやビニールクロスなど水や汚れに強い内装材を使うのがおすすめです。
タイルは水に強く、キズが付きにくく汚れが落としやすいという点で水回りに向いている内装材です。
熱にも強いため、油が飛び散りやすく汚れやすいキッチンには最適の素材です。
ただ、タイルの目地は汚れやすく水分を吸収しやすいため汚れてしまった場合にはすぐに汚れを取り除く必要があります。
水回りの内装を壁紙にする場合は、紙や布の壁紙よりもビニールクロスがおすすめです。
ビニールクロスはちょっとした汚れなら雑巾でサッと拭いて対応することができます。
また、ビニールクロスは取り換えてしまえばニオイごと取り除くことができるため、トイレの内装材としても適しています。
水回りの内装はタイルやビニールクロスなど水に強い素材が向いています。
逆に水回りに向いていない素材は珪藻土壁や無垢材のフローリングです。
珪藻土壁は吸湿効果がありますので、水分のある汚れは壁が吸収してしまい、汚れが落としにくいため水回りには向いていません。
無垢材の床は水分や油分が浸み込んでしまったり、変色の原因となり、表面を削らない限り汚れを取り除くのが難しいという特徴があります。
自然素材は人気の素材ですが、水回りは避けて使うようにしましょう。
水回りのタイルの張り替え費用の相場はタイルの種類や業者によって幅がありますが、だいたい材料費と施工費用で1㎡あたり約5,000円程度となります。
注意点として、最低工事価格を設けている業者もありますので、施工する範囲を小さくすれば単純に費用が安くなるというわけでもありません。
このあたりは見積もりの際に確認しておくようにしましょう。
水回りのビニールクロスの張り替え費用相場は1㎡あたり約1,000円程度～約2,000円程度です。
トイレの壁紙・クロス張り替えであれば約5,000円程度～約10,000円程度が相場となります。
壁紙・クロスの張り替えも同様に最低工事価格を設けている業者もありますので事前に確認するようにしましょう。
水回りリフォームの際には同時に内装もリフォームすると空間を一新することができます。
特に水回りはニオイが染みつくことがありますので、設備と同時に内装材も交換するとニオイごと取り除いて見た目だけでなく空間も綺麗にすることができます。
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