2019.09.13
人間の生活には水は必要不可欠なもので、お風呂やトイレ、洗面所など毎日使う場所ばかりです。
その中でも台所は、様々な食材や洗剤、油分、脂分などを流す場所であり、少しの詰まりが排水に不良を起こして水漏れになることが多い場所です。
トラブル事例とそれぞれの原因には以下のようなものがあります。
最初に確認するべきことは、まずシンクの底部分にあるゴミ受けに汚れが溜まっていないかどうかです。
年代によってその構造は違いますが、はじめから目の細かいゴミ受けですと、食材の切りカスが詰まりやすくこまめな掃除が必要となることが多いです。
古いゴミ受けは汚れをかき集めてしまう分、排水管に汚れが詰まりやすくなります。
ゴミ受けを取り外しても水が流れていかない時は、その下にある排水管のカバー『椀トラップ』になっている部分の内側に汚れが溜まっていないかどうかを確認します。
ゴミ受けでは受け止めきれない液体の汚れが溜まりやすい場所です。
下水管に溜まった油・脂汚れが固着して流れず排水の邪魔をしてシンクに排水が逆流してくるケースです。
下水管の種類にもよりますが、トーラーというドリル状のワイヤーを管の奥へ送り込みながらパイプの中の汚れを直接粉砕して除去していきます。
その後、パイプ内の汚れを除去するために業務用の洗剤で油汚れを流していきます。
1~2分ほど水を流し続けて、シンクへの逆流がないかどうかを確認します。
台所や洗面所に多いのが、落とした指輪やヘアピンなどがパイプ内に止まってしまいそこに汚れが滞留するケースです。
この場合、パイプに異物が引っかかっているために薬剤を使っても完全に汚れは流れていきません。
そのため、根本的な異物を取り除く作業が必要となります。
S字になったパイプなどの場合はパイプごと一度取り外してから異物を取り除く工程が入ります。
排水溝の掃除をしても、高圧洗浄などを行っても排水が正常に行われない時は、その深部に原因があることがあります。台所排水により汚水マスに汚れが蓄積していることから、大掛かりな洗浄作業が必要となります。
集合住宅に限らず、築年数の経った個人の住宅でも、生活排水が集まる排水マスや汚水マスに汚れが溜まって逆流し水漏れになっていることがあります。
キッチンから出る排水はトイレから出る生活排水よりも油汚れが含まれるために細菌や微生物も発生しやすく、排水管が詰まりやすくなる原因となる場合もあります。
また油・脂の性質上、お湯では流れやすく水には固まりやすいことから、地域や排水管の構造によってはこまめな手入れが必要になることもあります。
一番良いのはごみ受けの段階で油とりフィルターを付けておく、指輪やヘアピンなど引っかかって詰まりの原因になるものを近くに置かない、椀トラップを定期的に外して洗浄するなどの方法が挙げられます。
しかし、勢いよく水漏れする、床や天井から水漏れするなど自分ではどうにもならないこともあります。
改善しない、手順通りにできないときは、無理せず専門の水道業者にご相談下さい。
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