リフォームの内容によって費用が大きく変わるということで、前回は間取り変更と外装リフォームについてお話ししましたが
今回は耐震リフォームとバリアフリーリフォームについてです。
▷耐震リフォーム
耐震リフォームとは地震によって倒壊しないよう補強を行うリフォームになります。
大きな地震が続いていることもあり、築年数の高い家で行われることが多いリフォームでもあります。
しかし、住んでいるだけでは不便を感じないこともあるため、なかなかリフォームに踏み出せないケースも多いのが現状です。
耐震リフォームは自分の命と住宅を守るためのリフォームともいえます。
ポイントを絞って補強工事を行うことで、費用を抑えながら地震に耐えられる家を手に入れることができることでしょう。
壁を横揺れに耐えられる耐力壁にする、柱の接合部を中心に金具で補強し湿気対策も行う、
基礎を鉄筋コンクリートに変更する、崩れにくい外壁にする、といったリフォームが考えられます。
耐震リフォームといっても補強するポイントは家ごとに異なります。
平均的な費用としては、約150万円程度が目安になりますが、リフォーム内容によって変わります。
まずは自分の家の弱点を知ることから始め、リフォームの内容を検討する方法がおすすめです。
▷バリアフリーリフォーム
名前の通り、家の中の段差を取り除くリフォームになりますが、これには廊下や浴室に手すりを付けることなども含まれます。
高齢者の介護のため、車いすでの生活を快適にするため、といった背景でリフォームを検討する人が多いです。
バリアフリーにするリフォームは数万円から行うことが可能ですが、リフォームする規模によって価格は大きく変わります。
例えば手すりを付けるだけであれば、10万円以下で行うこともできますが、玄関周辺をスロープにしたりする
リフォームは数百万になるケースもあります。
バリアフリーへのリフォームは、国から補助金が出るケースもあるので、対象者やリフォームの内容など、
確認して検討してみましょう。
▷まとめ
* 内容により価格は変動
* リフォーム目的を明確
* 補助金が出る場合も