家のなかで、ケガをしそうになってヒヤリとしたり、ハッとする所はありませんか?
住まいの安全を考えると「バリアフリーリフォーム」をおすすめします。
家庭内事故
家の中で段差につまずいたり、床で滑って転んだり、階段から落ちたり、ドアに指を挟んだりしたことはありませんか。
こうした家の中で起こる事故を「家庭内事故」といいます。
家具にぶつかったり、階段から落ちたりしたときの打撲や骨折、調理中のやけど、浴室やトイレでの立ちくらみなど…死亡には至らなくとも事故は多く発生しています。
事故を防止
事故の原因はさまざまです。しかし、その多くがちょっとした気の緩みを防止するだけで防げる事故ばかりです。
滑りやすい床や段差のあるところ、浴槽やコンロなどの場所を点検し、対策を考えましょう。
バリアフリーリフォーム
家庭内事故の防止のために、バリアフリーリフォームについて考えてみましょう。
住まいのバリアフリーリフォームとは、高齢者や障害のある人などが安心して暮らせるように段差をなくしたり、トイレや浴室、階段などに手すりを設置したり、玄関にスロープを設置して移動しやすくすることです。
このような配慮は、子どもや高齢者、障害のある人だけでなく、そこに住む人たちの日常生活の安全や快適さに繋がります。
バリアフリーリフォームの一例
浴室では、滑りにくくした床、引き戸の入口、手すりを設置。
トイレでは、車いすで使用できる広さにして、手すりを設置。万が一、中で倒れたとしたら…外からの解錠や引き戸にすることでスムーズに救出できます。
リフォーム以外での対策
リフォーム費用を考えるとすぐに施工できないなら、対策について話し合っておくと良いでしょう。
それだけでも意識することに繋がります。
また、どのような場所に危険があるかを知れば、リフォームをする際に業者に相談しやすくなります。
例えば、部屋のドアが急にバタンと閉まって、指をはさみそうになったり、夜中に階段の段差が見えにくくて滑り落ちそうになってヒヤリとしたなど…。
家族でも知らないヒヤリとした、ハッとした出来事が出てくるはずです。
どのような対策があるのかを話し合っておくことは安全に暮らせる考え方に変化します。
いかがでしたか。リフォームの考え方1つで、家族みんなの安全性を確保できます。
ぜひ、家の中をチェックし、どのような対策があるかを話し合ってみてください。