建設現場では足場が使われることが多く、組み立てをし作業を終え、その後解体されます。
使い終えバラバラになった足場の資材はその後車に運ばれます。
設置して終わりではなく、解体し資材が運ばれるまでが現場作業です。
1.足場の解体時間
足場の組み立ては1日かかりますが、解体は半日、組み立ての半分で終了します。
規模にもよりますが、建設現場の中ではそれほど時間を費やすものではありません。
ただ、組み立てや解体に慣れている場合と初めての人とでは、作業時間に差が出ることもあります。
足場は、安全性の点では組み立て段階が要です。
しっかり組み立てられていないと作業員の姿勢が安定せずにバランスを崩してしまうこともあります。
クオリティーを低下させないため、作業しやすい姿勢を確保するためにも正しく設置しなければなりません。
2.事前にしておかなければならない
足場の組み立て、解体をする際にトラブルにならないためのポイントがあります。
まず1つが近隣への挨拶です。
くさび足場は設置がスピーディーな点はメリットですが、
ハンマーを使って作業をする時大きな音が出てそれが騒音と思われることもあります。
そのため、事前に近隣への挨拶、配慮が必要です。
また、外壁塗装工事では足場を使って洗浄をするのですが、
その時に汚れた水が近隣に飛んでしまうおそれもあります。
そんな失敗をしないためにも、シートをつけるのが一般的です。
また、シート養生をつけることは、作業をする人の安全にも役立てられています。
3.費用は組み立てと解体が含まれる
足場の費用は、組み立てと解体のトータルで提示するのが基本です。
足場の種類にもより、1平方メートルで単管足場が600円から800円程度、
枠組み足場が1000円から2000円程度、ブラケット足場が800円から1200円程度、
くさび式が800円から1200円程度です。
比較的費用がリーズナブルのは単管足場になりますが、低層マンションや中層階、
高層マンション、個性的な形状の建物、
狭い場所などそれぞれの現場に合った方法が選ばれ設置されるのが一般的です。
足場の費用は設置から解体までトータルで決められます。
組み立ては1日、解体にかかる時間は約半日です。
設置、解体をおこなう上でトラブルにならないよう、注意点があるので知っておかなければなりません。
また、足場には種類があり、建物の高さや形状、規模に合わせて決められます。