Re-neue株式会社

家族構成とリフォームについて

マンションと戸建で違うリフォームのポイント

 

まずリフォームを考える際には、マンションか戸建てかで気をつけなければならないポイントが変わってきます。

一戸建ては、外装も含めて全体のリフォームが可能です。

耐震性や断熱性も希望に応じて改善できます。

また、間取りも子供の成長や夫婦の趣味に合わせてなど自由度が高い変更が可能となっています。

その際、耐震上必要な柱や筋交いには手を付けないようにする必要があります。

 

さらに、面積は敷地によって定められた建ぺい率や容積率を守りましょう。

古い建物の場合は、現在の建築基準法が適用されるので要注意です。

キッチンなど常に火を使う部屋では、壁や天井を燃えにくい素材を選ばなければならないという法規制があります。

ただし、上に居室がない平屋や、最上階にキッチンがある場合には対象外となります。

 

マンションの場合は、構造上できない改修や住居者全員のものである共用部分は管理組合が管理するため、

個人でのリフォームはできません。

リフォームできるのは住居内部の内装や、設備機器といった専有部分が対象となります。

ベランダやサッシは共用部分なので、リフォームは不可です。

専有部分であれば、管理規約に違反しない範囲で内装をすべて解体して、間取りからつくり変えることもできます。

 

また、マンションは特に足音に注意しないと近隣に迷惑がかかるということもありますので、

特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭ではフロアについても考えなくてはなりません。

戸建てに比べると自由度が低いように思えるマンションでも、自分好みの住まいに生まれ変わらせることは可能です。

 

マンションは子どもがいる時は子ども優先で

 

子ども部屋はリフォームの際の年齢に応じて、しつらえがかわってきます。

子どもが小さいうちは、これから大きくなることを踏まえて一部屋を複数人で使わせ、

成長したら個々に仕切れるようにするのも良いでしょう。

その際、広さに余裕をもたせ照明の配置など先のことも考えて設置しておきます。

成長にともなって収納も増えるので、そのスペースも確保しておくことが肝要です。

 

小学校低学年くらいであれば、個室を与えるよりもコーナー程度で親の目が行き届く方が学習もはかどります。

おもちゃや勉強道具を置いておける子ども専用の場所をつくりましょう。

年齢が上がったら、仕切りをつくったり個室を設けたりするのがいいでしょう。

中高生になればプライバシーを尊重したいですし、勉強に集中できる静かなスペースが必要です。