今回は、マンションの水回りリフォームを考える際の注意点についてご紹介します。
マンションの場合には好き勝手できないこともあり、リフォーム後にトラブルに巻き込まれることもあるので、ここでは注意点について詳しく解説したいと思います。
分譲マンションにお住まいの方は、是非参考にしてみてください。
マンションでの水回りリフォームについて
マンションに住んでいて、水回りリフォームを検討する理由はなんでしょうか？多くの場合、以下の理由を挙げています。
・設備の劣化や故障
・使い勝手の悪さ
・収納スペースの不足
このように、設備の不具合をはじめ、使い勝手の悪さ、そしてモノが増えたことによる収納スペースの不足などを挙げています。
マンション住まいが長いほど、毎日使う水回りをリフォームしたい欲が出てくることがあると思います。
マンションで可能な水回りリフォームについて
リフォーム会社で依頼が多いのは、以下になります。
・システムキッチンやユニットバスの交換
・トイレや洗面台などの設備交換
・床材や壁材の張替え
特にキッチンは水回りの場所でも使用頻度が高いこと、食洗機や換気扇（レンジフード）、IHクッキングヒーターなどの機器や部品を使用しています。
なので、マンションといえども定期的にリフォームが必要な場所です。
また、使用頻度が高い水回りとなるトイレ。
このリフォームを考えるのは、節水効果の高い設備への交換、ウォシュレットなどの取り付け、収納スペースの確保というように利便性を高めたい時でしょう。
新築マンション住まいならタンクレストイレが主流です。
築年数が経っているマンションなら、節水効果も高いタンクレストイレに交換するリフォームが可能です。
水回りの床や壁も劣化しやすい場所です。汚れ、シミ、カビなどが気になるならリフォームを考えてみましょう。
注意点（マンション編）
マンションは戸建住宅と異なり、水回りリフォームをしたいからと、すぐに業者を呼んで施工できるわけではありません。
・設置できない設備や機器がある
・排水管の配置や傷み具合によっては工事内容が制限される
・管理組合や規約を事前に確認
マンションの構造によっては設置できない設備機器があることも注意点だといえます。築年数の古いマンションでは、設置できないケースも考えられます。
さらに配管の配置や傷み具合によっては工事できる内容に制限がかかることも。水回りリフォームでは事前に確認する必要があります。
そして、マンションは自分だけのモノではありません。
水回りリフォームを依頼する前には管理組合や規約を確認しましょう。
どこまでの範囲で施工ができるのかが決まっています。
また、管理組合が提携する施工会社で施工依頼をしなければならない場合もあります。
こうした注意点をしっかり確認しておきましょう。
